クリスのラストライブを見た

今、これを書いているのは日本時間の14日の15時で
自分のいるカナダのビクトリアは13日の23時くらい。


今から約2時間前にクリス・ウォラのデスキャブのメンバーとしての最後のライブが終わった。
非常に感慨深くて感極まるものがあり、また何か落ち着かずホテルで普段書かないブログを書いている。


とりあえず、今回は旅行記をしっかりと書く!
クリスのラストを見届けた者としてちゃんと書く!
一週間以内に書く!多少雑でも書く!


下の写真はライブの最後にメンバーがハグしているところ。
クリスのラストってことは最後の曲の冒頭までベンも一切触れないもんだから
最後の最後に本当に色々な感情が一気にこみ上げてきたよ。


クリスのデスキャブ脱退に寄せて

ブログを更新しなくなって久しい。
去年の夏の The Postal Service リユニオンツアーも1年経過してもまだUPしてないので、
結局行ったのか行ってないのかすらよく分からない状況である。


クリス・ウォラがデスキャブ脱退を発表した。心底驚いた。
ドラマーがジェイソンに代わってからは10年以上鉄壁のメンバーだったし
脱退とか解散とは無縁で息長くやっていくバンドだと無意識に認識していた。
この4人でこそのデスキャブだし、ベンの相方としてのクリスの存在感って
とてつもなく大きかった。それが抜けるって。


個人的には動揺してて冷静でないからこそ書くが、このまま解散でもいいのでは。
クリスのいないデスキャブなんて本当に考えられないよ。
ライブでいつも忙しそうにあれこれ機材をいじって、ギターをかき鳴らして
コーラスも入れて、キーボードに移動してってするクリスを見るのが好きだった。
そしてステージ最後に「Good Night ○○(都市名), Take care of one another !!」
って言って去っていくクリスが大好きだった。


クリスの最後のショーは9月13日?のカナダ、ビクトリアでのフェスになるようだ。
あれ、その時、私は夏休みで休暇中ですが・・・、これは見に行けということですか・・・?

サマソニ13 大阪 2日目の感想

ここ数年はなぜか日曜日のみ参加が多いサマソニ
前日のミスチルはセットリストだけ確認したら、8割知ってる曲だったし観たかったかも。
今年驚いたのはシャトルバスがマウンテンの後方から発着してたこと。
最後もマウンテン終わりだったし、今までのところより便利だったかも。


Stereophonics @ マウンテン
もう10年くらい前によく聴いていた印象。サマソニストロークス、レディヘの
流れで出ていたのもちょうど10年前か。特に2枚目が好きだったし
1枚目も持っていたような気がするけど、多分もう売り払ってしまったなぁ。
まだだいぶ明るい時間で暑さも厳しかったけど、青空に突き抜けるような
男臭いボーカルと良質なメロディーでフェスの場に相応しい演奏だった。
最近はUS一辺倒でUKのバンドはあまり聴かなくなったけど、やっぱ王道のUKロックは素晴らしい。
後半の「Maybe Tomorrow」からは知ってる代表曲が連発されて最後まで盛り上がった。
特に絶対に観たいというわけでは無かったけど観れて良かった。
帰ってCDラックを調べたら1枚目から4枚目まで揃ってるやん!!


・M.I.A @ ソニック
M.I.A はアメリカのフェスで2度チラ見したことがある。
非常に興味深いバックグランドと音楽性でアメリカでも人気が高いけど
今年のサマソニではやや浮いてるような気もする。個人的にはトリでいいけどね。
陽気なスキンヘッドのダンサーと序盤からどんどん攻めてきて
曲間も間髪おかずにどんどん曲が繰り広げられる。
聴いたことはあるような気もするけど、いかんせん曲名までは出てこない。
サイドのスピーカーに飛び乗ったり、観客側の左右を分ける花道に降りてきたりと
盛り上げもさすがに上手い。自分も中央で観ていたので見事触れることに成功。
後半になってローゼズのために移動しやすいように2階に移動。
ここらで来るぞ来るぞとスタンバっていたら「Paper Planes」。
彼女の存在を更に一段高めたといえる超名曲。場内もさすがに反応がそれまで3倍くらい
になって大興奮といった感じ。それが終わればさすがに悔いはなくソニックを後にした。


・The Stoen Roses @ マウンテン
今年のサマソニはローゼズのためにあり。ちょうど日が沈むところで
暑さも一段落し、環境としては非常に整ったところで登場。
4人のメンバーを生で目撃するのはよく来日もするイアンやマニも含めて全員初めて。
そんな中で一番感動したのはレニ、復活前でもほとんど出てなかったので
レニってこんなんなんだと感動。1曲目は「I wanna be adored」、イントロから
まさしくローゼズがローゼズたる所以のような独特のリズムが刻まれる。
イアンのボーカルは確かに下手だけど、やっぱりこれもローゼズ。
観客も思い思いに揺れている、ローゼズなんて典型的な男のバンドだろと思うけど
女性も多くてビックリ。特に20くらいの若い女の子なんかがいると
もうその年齢でローゼズを観に来るとか、それだけでも凄いセンスの持ち主であろう。
途中、東京ではやらなかった「Sally Cinnamon」が入ったり
「Fools Gold」の永遠に終わらないようなジャムを挟んだりして1st中心に進んでいく。
「Made of Stone」が名曲なのは分かるけど、例えば「This is the One」って
こんなに良い曲だったけって再認識しながら大声で歌っていた。
なんなら1stの曲は全部演ってくれよっていう思いだったし、「Sugar Spun Sister」は
外れたのは残念だったけど、それでも好きな曲が沢山演奏されて充実したものだった。
最後の「俺は復活」を声を振り絞って歌い、アウトロを聴きながら退散。
スムーズに帰れたけど、最後に4人がステージ上でハグしたと聞いてやや後悔した。


今年のサマソニでは待ち焦がれた存在であった The Stone Roses を観れたこと
やや昔のバンド的な認識であった Stereophonics の格好良さを思い知らされてこと
M.I.A の超名曲「Paper Planes」を聴けたことで近年の中では非常に充実していた。
アメリカのバンドなんて一つも観てないけど、デスキャブが出た去年より満足度は高かった。

旅から戻りました

先程、自宅に帰ってきました。
ライブについては The Postal Service だけでも十分満足だったんですが
秋の来日も決定したロックレジェンドを当初予定に無かったものの、幸運にも観ることが出来ました。
レジェンドの方にまさかの飛び入りがあったことは日本でも大きく報じられていますが
ポスタルサーヴィスの方も同じくシアトルで大きなサプライズがありました。
8泊10日という日程でしたが、西海岸の各都市をじっくり堪能出来ました。
また、夏のうちには、頑張って旅行記を書きたいと思います。


旅に出ます

11日の仕事を終え、長期休暇に入り現在・12日金曜日の夕方
今年も懲りずに成田空港に来ました。
北米フェス旅・第6弾と言いたいところですが、今年はフェスはなし。
それでも8日間に渡って久しぶりの西海岸を満喫してきます。
今年の目玉はロサンゼルスから鉄道を使って、大陸を縦断。
ポートランドとシアトルでは10年振に復活し、再結成ツアー中のあのバンドを見てきます。
そんなわけで、とりあえず旅に出ます。

NY&デラウェア旅行記 5日目−2

会場はプロスペクトパークっていう大きな公園、そこにステージが設営されて
夏の間「Celebrate Brooklyn」というタイトルで様々なライブ、コンサートが開かれている。
そこまで大規模な会場じゃなかったけど、ステージを中心にやや傾斜にもなっていて、非常に見易い感じだ。
ステージ上にも独特な装飾が施されていてバンドが登場、2010年の大阪単独以来のウィルコだ。
最新作をじっくりと聴きこんでいないのが悔やまれるが2曲目で「War on War」が来たり
個人的に好きだけどあまり演らない「Sky blue Sky」からの曲を連続したり見所は随所にあった。
客層は本当に色々で若い人も中年以上もカップルもファミリーも色々いた。
そういう意味では本当にアメリカを代表するバンドだなぁと思った。
特に目に入ったのは中国系で60オーバーと思われる夫婦が二人で鑑賞していたことで
ウィルコの底深さは計り知れなかった。終盤に入っても代表曲が続くけど、雨が降ってきた。
小雨になったり強くなったりを繰り返したけど、終始止むことはなかった。
これは想像以上にきつく、雨具類をホテルにおいてきたのが悔やまれた。
本編は「A Shot in the Arm」で終了、相変わらずキーボードの人のプレイ振りが凄い。
アンコールも「Poor Places」から始まるも、その後はやや馴染みが薄い新作からの曲が続いた。
グッズ売り場などをしばし物色しつつも、2回目のアンコールに入ったところで退散。
会場ももちろんバンドの演奏も最高だっただけに雨だけが悔やまれた。
その後はマンハッタンのミッドタウンに移動、最後の夜だけにゴハンはさっさと済ませ、エンパイアステートビルに。
時刻はすでに22時をまわっている。去年の旅行では来なかったので約10年振のエンパイアだ。
夜は混雑していないので、さっそと展望台へ、四方に最高の夜景が広がり、ただただ見とれていた。
そんな夜景を見ながらイヤホンからはビリージョエルとジェイZのニューヨークを題材にした曲を流し、最高の気分だった。
そんな感じで最後の夜は終わり、ホテルへ帰還。今回の旅も何とか無事に終えそうだとベッドについた。