NY&デラウェア旅行記 5日目−2

会場はプロスペクトパークっていう大きな公園、そこにステージが設営されて
夏の間「Celebrate Brooklyn」というタイトルで様々なライブ、コンサートが開かれている。
そこまで大規模な会場じゃなかったけど、ステージを中心にやや傾斜にもなっていて、非常に見易い感じだ。
ステージ上にも独特な装飾が施されていてバンドが登場、2010年の大阪単独以来のウィルコだ。
最新作をじっくりと聴きこんでいないのが悔やまれるが2曲目で「War on War」が来たり
個人的に好きだけどあまり演らない「Sky blue Sky」からの曲を連続したり見所は随所にあった。
客層は本当に色々で若い人も中年以上もカップルもファミリーも色々いた。
そういう意味では本当にアメリカを代表するバンドだなぁと思った。
特に目に入ったのは中国系で60オーバーと思われる夫婦が二人で鑑賞していたことで
ウィルコの底深さは計り知れなかった。終盤に入っても代表曲が続くけど、雨が降ってきた。
小雨になったり強くなったりを繰り返したけど、終始止むことはなかった。
これは想像以上にきつく、雨具類をホテルにおいてきたのが悔やまれた。
本編は「A Shot in the Arm」で終了、相変わらずキーボードの人のプレイ振りが凄い。
アンコールも「Poor Places」から始まるも、その後はやや馴染みが薄い新作からの曲が続いた。
グッズ売り場などをしばし物色しつつも、2回目のアンコールに入ったところで退散。
会場ももちろんバンドの演奏も最高だっただけに雨だけが悔やまれた。
その後はマンハッタンのミッドタウンに移動、最後の夜だけにゴハンはさっさと済ませ、エンパイアステートビルに。
時刻はすでに22時をまわっている。去年の旅行では来なかったので約10年振のエンパイアだ。
夜は混雑していないので、さっそと展望台へ、四方に最高の夜景が広がり、ただただ見とれていた。
そんな夜景を見ながらイヤホンからはビリージョエルとジェイZのニューヨークを題材にした曲を流し、最高の気分だった。
そんな感じで最後の夜は終わり、ホテルへ帰還。今回の旅も何とか無事に終えそうだとベッドについた。