デスキャブ@フジロックを語り尽くす 2

ALVVAYS終わりで19時前、ホワイトのアメフトが20時からだから今から移動したら、ちょうどいい感じ。しかし、CAKEの最後の雨ですでにやられ、足下も浸水。雨は結構強いし、今から23時30分のデスキャブ終わりまで持つのか?大丈夫か俺?しかし、このためにわざわざ来たのだから行くしかない、いざホワイトステージへ。

 

American Football @ ホワイトステージ

アメフトのライブを観るのは実は初めて。もともとOWENから入って、その後に本体のアメフトを知った。デスキャブにしてもアメフトにしても「エモ」で括られるのが個人的には嫌いで、前者は「インディーロック」で後者は「ポストロック」だと主張したい。もちろんアメフトの1枚目は永遠に色褪せない名盤で、デスキャブの「カラス」にも匹敵すると思っている。

ライブの冒頭に感じたことは、音がめちゃくちゃ良いということ。アメフトのライブはそこまで期待しない方がいいという意見もあり、You Tubeなんかで見ていても若干不安定なところはある。ただし、この日の演奏は抜群に良かったと思う。セットは直近の固定から2枚目を1曲、3枚目を1曲外してきており、1枚目は定番の4曲をしっかり演奏してくれたし、やはり観客からも大きな声援が飛んでいた。

「Honestly?」の冒頭の歌いだし、「The Summer Ends」のトランペット、「Stay Home」や「Never Meant」のイントロなんかはやはり何回聞いてもこのバンドを好きでいる理由だと思う。

あと、思ったのはマイク・キンセラのギター弾きながら歌う姿は絵になる。わりと直立不動な感じで淡々と弾くし、スタイルやルックスも良さも相まってカッコいい。

結果的には雨も良い感じの演出となって、初体験のアメフトは大満足だった。

 

それでも基本的に降り続ける雨は、デスキャブまでのインターバルではさらに激しくなり、滝行のレベルで本当に何かの修行かと思った。