fountains of wayne @ 梅田AKASO

FOWには日本の年度末の文化が通じなかったみたいで日程が発表になった時点では
完全に諦めていたけど、直前にサポートが出るって分かったので急遽行くことに。
心斎橋のクアトロの閉鎖以降、初めて行く箱が増えているけ今回の会場も初めて。
梅田から微妙に距離があるのは自覚していたけれど、事前に地図を見る限りでは
問題無さそうだったのに、いざ当日になると大誤算で梅田周辺を大いにさまよった。
結局、会場に入ってチケット切ってもらっていると中から「Someone to Love」のサビが。
個人的にライブなんてのはバンドが登場して、最初の曲の演奏を始める瞬間こそが醍醐味なのに。
さて、夏にNYで観てから(そういや旅行記のUPがそこまで辿りついていない)短いインターバルでの
FOWだったけど、日本で観た中では一番盛り上がってたような気がする。
かなり後ろの方で観ていたけど、客の反応も上々だし、何よりクリスの調子が非常に好調なのが分かった。
以前に体調不良でアジカンフェスをキャンセルとかしてたくらい、クリスってわりと繊細っぽいんだけど
この日はMCも多めで演奏も安定していた。
個人的に最新作でFOWは蘇ったと思うほど、5thは気にいってるのでそこからの曲を散りばめつつ
過去のアルバムからも代表曲を万遍なく披露して、まず満足のセットリストだった。
「Leave the Biker」と「Troubled Times」とか久しぶりに聴けたし、今聴いても色褪せない名曲だった。
「Radiation Vibe」のメドレーはイマイチ反応できなくて残念だったけど、最後も「Sink to the Bottom」でキッチリ締まった。
演奏時間は若干物足りなかったものの、曲がコンパクトだからまぁこんなもんだろう。
そして、散々迷ったけど AKASO の造りは非常に気に入った。