モントリオール&NY旅行記 4日目−2

夕方ホテルでしばし休憩し、いざデスキャブ単独へ、地下鉄を乗継ブルックリンに。
今回のデスキャブ単独公演の会場は Williamsburg Waterfront 。
その名の通り、ブルックリンのウィリアムズバーグにあるイーストリバー岸の野外会場。
と言っても普段は公園かただの空き地で、そこにステージを設営したような形となっている。
ライブ会場として使用され始めたのは、つい最近で去年はモデストマウスベルセバ(前座はTFC)なんかも使用していた。
地下鉄駅から徒歩5分で会場に到着、開場と思われる17時半の10分くらいまえだけど、既に道路沿いに長蛇の列が。
しかし開場と同時に水のペットボトルを1本だけ買って、一目散にステージを目指す。
何とか前方6〜7列目くらいの好位置を確保。客層はいかにもインディ好きな感じの若い男女で埋められている。
しばらく待って、前座の Frightened Rabbit が登場。スコットランドの出身のわりとオーソドックスなロックバンド。
しかし、ライブを観てみるとスコットランドあるいはUK特有の音という印象は非常に薄く、
(例えばスノパトやトラヴィスなんかとは全然違う)知らなければ普通にアメリカのバンドと認識してしまいそうな感じ。
6〜7曲の演奏を聴いただけだけど、MCの謙虚な感じも含めて非常に好感を持てるバンドであった。
デスキャブ登場までの時間に改めて会場を見渡すと、イーストリバー越しのマンハッタンの風景があまりに見事。
エンパイヤステートやクライスラーが一望でき、ドラマや映画で百万回以上見た景色だ。
夕方になり気温も涼しくて過ごしやすく、この会場で単独という形でじっくりデスキャブのライブが観られるなんて本当に感慨深い。
だから、待ち時間も全然苦にならない。そして、夜の7時頃になってもまだ明るいうちに遂にデスキャブがステージに登場!!