モントリオール&NY旅行記 3日目−3


この日はこの旅で唯一ライブの予定がない日、時間も夕方過ぎになる。
ホテルに帰って狭い部屋に閉じこもってても面白くないので、こちらもアメリカ旅恒例の大リーグ観戦へ。
日程的にNYにいるのはメッツだったので、電車に揺られ一路クイーンズへ。
窓からの風景は前に来た時と変わっていないが、スパイダーマンの舞台になったような街並みは
クイーンズの中でもどの辺りになるんだろう。駅に着くと目の前に本拠地・シティ・フィールドが。
前回はまだシェイ・スタジアムを使用していたので、この球場に来るのは初めて。
それでも現在のメジャーで主流となるような造りの球場だった。
メッツは今は特別強くも弱くもないけど、サードにデビッド・ライト、ショートにホセ・レイエスっていう
白人と黒人の生え抜きスターがいて、それなりに魅力的なチームだった。
特にショートのホセ・レイエスは打率でもリーグトップにつけており更なるスターになる予感がした。
それとメッツの2番手か3番手で元ヤクルトの五十嵐が出てきた。
フォームも球の速さもそのままだったけど、それなりに重宝されて使われているみたいだった。
試合の方は弱小マーリンズ相手に非常に締まらない試合を終始展開、両チームとも投手も全然大したことがなかった。
3−1でメッツが負けていてこりゃもう終わりだなと、地元のファンも帰り始めた最終回
ランナーを1人おいてまさかの同点ホームラン。スタジアムはこの日一番の盛り上がりを見せた。
と、そこまでは良かったが延長に入って10回にメッツの抑えのエースが登場、
ランナーがたまって満塁となったところでまさかの満塁ホームランを打たれるという、なんとも面白い展開。
もちろんそのままメッツは敗戦、まぁ、しかし終盤にはしっかり楽しませてもらったのでよしとしよう。
電車で帰っても中心部は11時とかでも全然明るく賑わっている、通りさえ間違わなければ基本的に治安はよく
あまり犯罪に巻き込まれる心配が少ないのは今のNYの大きな魅力だと思った。