モントリオール&NY旅行記 1日目−3

1曲目の「Four Winds」から周りはみんな一緒に歌って大盛り上がり
これぞまさしく海外で観る醍醐味であり、自分も興奮してくる。
「Bowl of Oranges」にも大きな歓声があがり、次は大好きなアルバムから2曲を披露。
「Old Soul Song」と「Landlocked Blues」。
フジの時も書いたけどネイト・ウォルコットのトランペットが本当に気持ち良くて
このアルバムの重要な要素になっていると痛感。
この日のライブが今までの Bright Eyes でも確実に一番良かったのはセットリストの素晴らしさもある。
初期〜中期のアルバムでは一部自分がカバーしてない曲も多いのだけど
「Bowl of Oranges」「Lover , I don’t have to love」「The Calendar Hung Itself」は
どれも彼らを代表する名曲であって、それを聴けたのも嬉しかった。
中盤では新作から「Shell Games」と「Jejune Stars」を演奏。
自分は「I’m wide awake 〜」以降の前作「Cassadaga」よりも断然今回のアルバムの方が気に入っている。
荒々しくさえあるコナーの叫びに全編通してすっかり引き込まれた。
ライブの方は終始客の熱気は冷めず(このライブで何回「I Love You , Conor!!」という叫びを聞いただろう)終盤へ。
またしても嬉しいことにあのアルバムから3連打。
「Poison Oak」は静かな演奏にコナーが噛みしめるように歌い
「Another Travelin’ Song」は一転してバンド全体での軽快な演奏を聴かせる、
そして「Road to Joy」で一段と激しさを増す。この曲をライブで聴くのは初めてじゃないかなぁ、非常に感慨深い。
お約束の「Make Some Noise !!」っていう節でもう一斉に大騒ぎって感じで、この曲の大団円感は異常なほどだ。
正確には本当のラストに新作の最終曲「One for you , One for me」が演奏された。
印象的なメロディーで同じようなラインを繰り返すこの曲でライブもクライマックス、
最後はコナーもギターを置き体一つで熱唱、客席にも降りてきた。
ほぼ1時間ちょうどだけど想像以上に素晴らしいライブになった。
Bright eyes として今後どうしていくかは分らないがやはり大好きで特別なバンドだ。


Bright Eyes at Osheaga Festival 2011
1.Four Winds
2.Bowl of Oranges
3.Old Soul Song
4.Landlocked Blues
5.Lover I Don't Have to Love
6.Shell Games
7.Jejune Stars
8.The Calendar Hung Itself
9.Poison Oak
10.Another Travelin' Song
11.Road to Joy
12.One For You, One For Me





この日のヘッドライナーはエルヴィス・コステロ