ゴールデングローブ賞・観賞記

アメリカ文化全般が好き。音楽だけじゃなく映画もテレビもスポーツも好き。
だからアメリカの色々な賞の授賞式が好き(グラミーとかアカデミーとか)。
スターが勢揃い、受賞の行方、プレゼンターのユーモア、受賞者のスピーチ・・・。
そんな中で断トツで面白いのが毎年1月開催のゴールデングローブ賞(以下GG)。
映画(アカデミー)とテレビ(エミー)、ドラマとコメディのそれぞれの部門があって
内容が盛り沢山だし他の賞は普通の座席に座ってるだけだけど
GGはテーブル席で飲み食いしながら半分パーティーみたいになっていて面白い。
そんなわけでAXNで放送された今年のGGもコタツに入ってまったり観賞しました。
以下に感想を箇条書きで。


・「ソーシャル・ネットワーク」は自分も公開初日に観たクチだけど確かに面白い。
監督賞、脚本賞は納得だけど、作品賞まで獲るとは。
・「ソーシャル・ネットワーク」のフィルムムスコアを手掛けて受賞したトレント・レズナー
普通に授賞式に出席して、ごく自然にありきたりな内容のスピーチをしててビックリした。
・ドラマ部門の作品賞は「マッドメン」の4連覇ならず。来月からAXNでゆっくり見るよ。
・「マッドメン」のジャニュアリー・ジョーンズが大好きなんだけど、なぜドレスのセンスはあんなに悪いのか。
・こんな細かいことに気付いて自分を褒めたいで賞 in GG 。「マッドメン」の主演男優ジョン・ハムに寄り添う
嫁とおぼしき人物は24ファイナルシーズンのハッサン大統領の愛人のアメリカ人レポーター役の人だ!!
・「ビッグバンセオリー」の女優がプレゼンターで登場し、主演男優賞を同じく「ビッグバン〜」のジム・パーソンズ
渡すところが良かった。仲間が受賞して思わず封筒開けて「オーマイガー!!」って言うところ。
スティーブ・ブシェミ、相変わらずあの風貌がカッコいい。「マッドメン」に勝った作品はどんな内容なのか。
・その「マッドメン」に勝ったブシェミ主演の「ボードウォーク・エンパイア」のブシェミの相手役らしい女優。
そうケリー・マクドナルドの隣に寄り添う夫で Travis のベーシスト・ダギーの姿を見逃さなかったぞ!!
・テレビの主演女優のローラ・リニー(欠席)と映画の主演でジョニー・デップに勝った中年のおっさん俳優は
スカーレット・ヨハンソンの子守映画の夫婦役だったね。そしてそのスカーレットもプレゼンターで式冒頭に登場。
セシル・B・デミル賞とかいう功労賞みたいな賞が一番のクライマックスでもあるわけだが受賞者のデニーロが
プレゼンターで緊張でガチガチのマット・デーモンに「君も近い将来きっと取るだろう」って言っていたけど
そこはテレビに向かって全力で「いやいやマット・デーモンはいくらなんでも若すぎるだろ」と突っ込んだ。
アメリカのさまざまな授賞式でトム・ハンクスが出てこないのを観たことがない。つまりいつも必ずどこかで出てくる。
・司会者のリッキー・ジャーベイスは去年に続いて面白い。来年もお願いしたいけど今年はあまりに過激すぎたので難しいか。


いずれにしろ、アメリカの授賞式は面白い。
きっと近い将来には何かの映画でノミネートされたズ―イ―・デシャネルの横に寄り添う
デスキャブの某氏の姿を観たり出来るんだろうな。