ACLフェス&SF旅行記 4日目-4

○The National
The Flaming Lips のライブで大騒ぎした直後、ふと横のステージを見ると The National が登場
これぞまさしくフェスの醍醐味。彼らも知るのが遅かったと後悔するくらい今年よく聴いた良質バンド。
Interpol に似ている気もするが彼らより好みかも。「Anyone’s Ghost」から始まったライブは
ひとつ前の「Boxer」と最新作を織り交ぜたほぼいつも通りのセットで進む。
自分は「Boxer」の「Mistaken for 〜」や「Slow Show」といった曲のダークさと
メロディーの良さが絡まったような雰囲気がやはり好きなんだと実感した。
バンドの方も結構なキャリアを積んできただけあって演奏は非常に安定していて、本当に曲の良さを堪能できた。
「Mr November」ではお約束のように客席降りてきて、サビを熱唱して見せて
最後は「Terrible Love」でしっとりと聴かせて終了。さぁ、最後は Eagles だ。


Eagles
Eagles が既に登場しているであろうメインステージを目指していると背後では The National がアンコールに再登場。
何やら曲を始めたが、もう足を進めているので Eagles に一直線。
3日間のフェスを締めくくるヘッドライナーは唯一他のステージも全て演奏が終わり
まさしくEagles だけの時間となり、全観客がそのステージに集合する。
序盤で「Hotel California」のイントロが流れた瞬間、周りのアメリカ人が
みんな一斉に「Oh my God!!」って叫んでいたのが笑えた。
日本人でもほとんどの人が知っていて、自分も全編歌えるけどアメリカ人ならなおさら特別な曲だろうな。
ベスト盤しか持っていないけど、数々の名曲を披露してくれて結果的には半分以上は知っている曲だったし本当に楽しめた。
こういう伝説のビッグバンドを観れるのもやっぱりフェスならでは。
大阪ドームにまで観に行こうとは思えないけどね。
アンコールは「Take it Easy」と「Desperado」というこれまた稀代の名曲で終了。
あぁ、3日間のフェスが終ったよ。


イーグルスの「Desperado」はフェスを締めくくるにはなかなか良い感じのナンバーとなり
3日間終わった!!と感慨にふける。この日ばかりはヘッドライナーを最後まで観たので
いよいよ大行列に並ぶことも覚悟したが、拍子抜けするくらいあっさりバスの乗車に成功。
3日間を過ごしたジルカーパークを後にした。モーテルに着き、とっとと就寝。
だって、数時間後には深夜に起きて、SFへ戻るため空港に移動ですから!
というわけで、旅行4日目にしてフェス最終日が終了。



The National



3日間のACLフェス終了!!