ACLフェス&SF旅行記 4日目-1

午前は相変わらず部屋でダラダラ。この日のテレビのACLニュースで面白かったのは前日のMuseを特集していて
ミューズファンが開場と同時に必死でダッシュしてファン仲間でメインステージの最前列を確保
「これからミューズが登場する9時間後までみんなで待っているんだ」と熱く語っていたこと。
ミューズくらいビックになればUKバンドであってもアメリカ、日本にも多くの熱心なファンを抱えているんですね。
この日も昼頃に出発して会場入り。勝手知ったる何とか、でもう3日目となれば慣れたもんです。


ちょっと話は逸れてACLフェスの概要について。


・気候は南部だけあって昼間暑いけど10月なのでそこまでではない。日陰も少ないなりに
 あるし、夜は非常に快適。しかし来年は久しぶりに9月開催なので要注意。
・芝生が広がった公園なので移動も快適。両端のメインステージでも少し歩けばすぐ。
 音被りも大して気にならない。
・フジでも議論になっているイスについてはACLでも確かに多いが、使用していい境界線が明確に
 決められれていた。それより大きな旗やノボリみたいなのが異様に多くてびっくりした。
・会場である広い公園に各ステージが広がっているのでステージごとの境界線が曖昧で一つのステージに
 人が集まり過ぎると身動きが取りにくくなる。Vampire Weekend の時とか。
・フードコートはまぁ可もなく、不可もなく。アメリカにしてはマシな方か。
 地元の有名店が軒並み出店。食べ物は1ケ所に集まっているので分りやすい。
シャトルバスは並ぶと聞いていたが、せいぜい15分くらいの話。足も動いているのでストレスを感じるレベルの
 列では全然ない。入場ゲート、物販、メシもとにかく並ばない。
・ロラパルーザと同じ方式のタイムテーブルで時間もキッチリ。大きめの主ステージが4つ(例えばABCD)あって
 ABとCDが開場の両端に配置されていて、AとCがやっているときはBとDが休み。AとCが終ると同時にBとDが始まるという感じ。
・セットタイムはフェスにしても短め。トリ以外の中堅どころはほとんどちょうど1時間。


まぁ、アメリカフェスの王道という感じでとにかく何事もしっかりオーガナイズされておりストレスを感じなくて
済むように出来ている。不満なのはバンドの持ち時間が短いのとトイレの手洗い用水がすぐ切れること、それと土日は
人が多くて結構混んでいたことくらいかな。ヨーロッパのフェスは行ったことないけど汚くて物騒だし、
日本の2大フェスはもちろん楽しいんだけど、フジの雨降りと重装備はやっぱり嫌いだしで
ロラパル、ACLアメリカ都市型フェスの快適さ+異国でのライブ感覚がやはり自分は大好きだと実感した。