ACLフェス&SF旅行記 3日目-4

Matt & Kim
Monsters of folk の余韻に浸っていると間もなく横のステージから聴いたことのあるメロディーが。
Matt & Kim の「Lessons Learned」だ!!フジロックでもその幸福感全快なステージで盛りあがったらしい
ブルックリンの新星デュオ。ギターレスでサポートもなく、二人だけの演奏でも非常にしっかりしているし
曲の良さがストレートに伝わってくる。終始ハイテンションなマットが客を煽り、ステージ脇のセットを梯子のように登っていく。
結構高いところまで登って、手で支えながらも体を突き出す。ひとつ間違えば大惨事だろうけど客席も大喝采
最後はヒット曲「daylight」で締めくくり。演奏終了後もファンのもとに駆け寄り交流を深める辺りはフジの時と一緒。
このバンドは現在のUSシーンの中でもかなりユニークで曲も面白いし、ライブも楽しかったんで今後も期待してます。


○M.I.A
Muse の裏でもう一つのトリを取るMIA。
何曲かのヒット曲を後ろの方で座りながら聴いていたが、前方で踊るまでの元気は無かった。
お約束の「Paper Planes」が中盤に投下されひと盛り上がりした辺りで退散。
帰るときにエントランス近く、公園全体のちょうど真ん中くらいに立ってみると東のスクリーンにMuse が映っていて
西のスクリーンにMIAが映ってどちらからも音が聞こえてくるというなかなか興味深い体験が出来た。


前日同様、シャトルバスの列に並んでいるとMIAの「Born Free」が聞こえてきた。
これもいい曲だけど「Paper Planes」のような必殺性は無いよな。
そしてダウンタウンに戻ると、この日はタクシーを何とか捕まえて快適にモーテルへ帰還。
それにしてもオースティンでは計4回タクシーに乗ったが、みんな余りに無愛想過ぎる。
今まで日本でもアメリカでも「タクシーで運転手から話しかけられる率が高い」自分からしたら
余りにテキトーでチップをやっても不満そうな態度にびっくりした。
光都市じゃないから観光客に対してもまぁそんなものなのか、と考えながら旅行3日目にしてフェス2日目が終了。



夜のオースティン・ダウンタウン