ACLフェス&SF旅行記 3日目-3

左からマイク、コナー、マット、ジムの順にステージに揃う。あと後ろにドラマー。
早速サビ大合唱の「Say Please」から始まって次に「The Right Place」とほぼ前年通りのセットで進む。
MOFはそれぞれが各自のバンドやソロでキャリアを築いてきたアーティストが集ったスーパーグループ的な面があるけど
ステージ上ではフルタイムの普通のバンドのような空気が感じられる、まぁ当たり前の話ではあるが。
その次に確かコナーの「Soul Singer in a Session Band」。
コナー贔屓を差し引いてもやはり彼への声援が一番大きい気がするし、Bright Eyes の楽曲にも大きい歓声が涌く。
この日のステージに備えてアルバムはは曲がすぐに判別できるくらいには聴きこんできたけど
「この歌ってこの人が作ってたんだ、歌ってたんだ」的な発見が恥ずかしながらあった。
それは特にMウォードに対してのもので一番なじみの薄かった彼のプレイ振りや楽曲の良さは嬉しい驚きだった
(すぐに会場でCDも買った)。特に「The Sadman・・・」などに彼の本領を見た気がした。
マイク・モギスも曲によって頻繁に楽器を変えていたし
フジの時と同様鍵盤みたいな小さな楽器を座りながらいじっていた(あれ何なのかよく分からん)。
ジムは途中でサングラスを外すと思いのほか優しそうな眼をしていたけど、歌声も想像以上に優しかった。
マイモジャもそんなにはよく知らないけどMOFでの彼は専らカントリー的なわりと軽快な空気を感じる。
コナーは相変わらず一番好きだけど、あの神経質そうに歌う感じが彼らしい。
けど、MOFで周りに影響されてか幾分リラックスしていた気がした。
単独並みのセットのおかげでアルバムからの曲はほとんど演奏したと思う。
合間にそれぞれの曲を挟むけど、自分はBright Eyesしか反応できず。
ただ、その分「At the bottom of everything」では興奮した。
MOFでの同曲はコナーは最初の一節だけであとはそれぞれが順番にまわして歌うので
去年のフジ(コナー単独バージョン)よりは深刻さが減って明るい曲調になってしまう。けどそれでも大好きな曲。
最後の曲はアルバム同様ジムの「His Master’s Voice」。ライブの最後に相応しいバラードだ。
予定よりはやや短かったけどそれでも2時間弱、辺りもすっかり暗くなった。非常にお腹いっぱいな満足いくライブだった。
ソングライターの3人それぞれに魅力があって、マイクを含めた4人でまさしくバンドとして完成していた。


それにしても果たしてMOFでの2枚目はあるのだろうか、来日はやはり難しいのだろうか・・・。
そうこうしてたら来年Bright Eyesで新作出るって!!



コナー・オバースト&マイク・モギス of Bright Eyes



ジム・ジェームズ of My Morning Jacket



Mウォード of She & Him



Monster of Folk