ACLフェス&SF旅行記 3日目-2

会場入りするとまず人の多さに気付く。土曜日だからか、まだ昼間だというのに目に見えて人が増えている。
特に観たいバンドも時間的にまだないので、日陰に陣取り読書などをしつつマッタリ。
すると地元レコード店のテントで開催されているサイン会にちょうどMonsters of folk が登場するのを発見。
これは観に行くべしというので駆けつけると、凄い長蛇の列が。
メンバー4人にサポートのドラマー1人が一列に座ってサインに応じている。
横から自分を含めた熱心なファンが見守っているので、彼らを知らないであろう一般のファンが自分に質問してきた。
「彼らは一体誰なんだ?」「彼らはMonsters of folk さ!」「何だって?」「だから彼らはMonsters of folkさ!」
という会話の後、彼は半分首を傾げながら去って行った。


○Broken Bells
Broken Bells が登場。言わずとしれたThe Shins のジェームズとデンジャーマウスのユニット。
デビュー盤は概ね好意的なようで、誰もを黙らせる必殺曲が2、3曲入っているのは自分も同意するところ。
フジロックでもそうだったように、何だかサポートメンバーも含めて結構な大人数(7人くらい)で登場。
遠くからの観賞だったけど、音源ほどはデンジャーマウスの影響力が感じられないような気がしたのは気のせいだろうか、
それだけThe Shins (=ジェームズ)が好きということだろうか。
「The High Road」を見届けたので今日のメインであるMonsters of folkに向けてステージを移動。


移動した別ステージではこちらもフジ組のLocal Natives が演奏中。
大盛況のまま彼らのライブが終わると一目散に前方を目指し、2〜3列目辺りの絶好の位置を確保。
スタンバイ中に周りを見てみても客層が異様に良いのは、自分の勘違いではないだろう。
いかにもUSインディーを好むような若めの男女が中心で、10代のような女の子も多いし、
同じく10代の男の子とそのお母さんが二人で見てたりもする。
2000年代インディーで括られる Bright eyes や デスキャブや Arcade Fireなんかの
躍進はこういう層に広く支持されてきたからこそだと実感。そしてスーツで正装した5人が登場。
前日を除くと約1年振りであろうアメリカでのライブに観客も大きな歓声で出迎える。



サイン会中の Monsters of folk



Broken Bells



Monsters of folk !!