wilco 来日前夜

いよいよ明日、久方振りに wilco の来日公演が行われる。
前回来た時は「まだあまりよく知らないけど、良さそうなバンド」という認識しかなくて
マジックロックアウトに行く大学の友人に「ウィルコっての良いらしいよ」とか
言ってたのを思い出す。そうか、あの頃は大学生だったんだ。


そして、しばらく後、お約束のように「ヤンキー」と出会い素晴らしさに感動した。
名盤の基準として、世間一般で良く使われる言葉で「捨て曲ナシ」ってのがあって
結構簡単に使われてたりするけど、そうあるものではないと思う。
百歩譲って捨て曲は無くても「超名曲」と「良曲」の完成度の落差がどうしても
あるものだと思う。その落差がほとんど無い、全てが一定以上のクオリティを持つ
名曲で構成されるアルバムと言われれば、もう「ヤンキー」しかないような。
それくらい大好きな、デスキャブの「カラス」と並ぶ自分の人生の名盤である。


06年にロラパルーザという海外フェスに初めて行くキッカケを作ったのも wilco だ。
wilco は日本では当分観れそうにないと思ったので
地元シカゴのフェスでさらにデスキャブやリップスも入ってたのでもう即決だった。
そしてシカゴの観衆の中で聴いた「Via Chicago」は感慨深かった。


サービス精神旺盛なのか超濃厚なロングセットで毎日攻めてくれるので
聴きたい曲は結構聴けるのではないかと期待している。
そんな中でも「I am trying 〜」と「Via Chicago」が絶対聴きたい!!


とにかく、明日 wilco が観れる・・・。