シアトル・サスカッチ旅行期 3−4

次に「新作からの曲を演ります」の後、「Long Division」と「Grapevine Fires」。
前者は新作でも屈指の曲で個人的にはかなりのお気に入りですが
ライブではやや迫力不足に感じたような気がする。逆に後者のライブ栄えが素晴らしい。
特に会場の大自然と時間帯に非常にマッチした感じで、音源で聴くのとは全然違った。
さて、この辺りでこの日の観客について言及すると、正直言って盛り上がりは
(特に自分の周辺は)極めて微妙だった気がする。最前ブロックの最後部で見てたけど
隣の2人連れはあからさまにキュアー待ちだし、周りもあんまりノってない。
何せ歌ってるのが日本人の自分だけというのは何とも残念。個人的にライブの高揚感は
シンガロングまではいかなくても、一緒に口ずさんでこそだと思ってるので
その意味では残念。これはフェスだからだろうか?
帰国後、you tube で見ても盛り上がりはイマイチだった。逆にアメリカの他の単独
公演ではもうはちきれんばかりの大歓声でこの点においては、本当に残念だった。
続いて「soul meets body」。こちらはシングル曲&人気曲なのでさすがに
「パラッパラッパッパ♪」の一節は歌ってる人が多かった。
「今日はキュアーナイトで最高に興奮してるから衣装が黒なんだよ」というMCに続いて
「I will follow you into the dark」。これはベンのベンによるベンの為のソロ曲。
クリスとジェイソンは袖に引っ込み、ニックはドラム台の所に座って休憩している。
この姿が何とも微笑ましい。曲の方はもはや説明不要。デスキャブ・クラシックです。
そして、遂に登場、最新シングルで8分超の「I will possess your heart」。
何より本当にベースラインのループが素晴らしすぎて癖になる。
本当に永遠に続いてしまってもいいくらい。ただただ、音に身を委ねてる感じであった。
そんな余韻冷めやらぬ中、引き続き新作から「Cath」。この曲は多分セカンド・シングル
になると思うんですが、こちらも音源で聴くより数段ライブ栄えしている感じ。



ベンの「I will follow 〜」を鑑賞するニック