シアトル・サスカッチ旅行記 2−4

the national の登場を待っていたら何やら人気者らしいコメディアンが登場。
彼の説明によるとバンドは前夜のバンクーバーから移動中に
(前夜はREMの世界ツアーの初日のバンクーバー公演でthe national と modest mouse
が前座だった。この3バンドは全てサスカッチ初日に出演。ちなみにTさんも翌日から
合流のSさんもバンクーバーでこの公演を見てきたとのこと)
バスが事故か何かを起こして到着が遅れる、よって彼らは後から別のステージで演奏し
今は変わりに fleet foxes というバンドが演奏するとのこと。
fleet foxes って響きからしてカントリーでもするバンドか?と思ったがフォークよりの
オーソドックスなインディー・ロックといった感じだ。帰ってから調べたらサブポップと
契約した新人バンドで、かなり期待されてるシアトルの地元バンドなんだね。
このフェスは基本的にサブポップやバースク所属の地元バンドが沢山出ているみたいだ。
隣の yeti stage に移動し David Bazan と Grand Archieves を寝転びながら見る。
前者は元ペドロザライオンのフロントマンで去年のベンのソロツアーにも帯同
バースクと契約し、ソロアルバムをリリース。後者はまたしてもサブポップの新人バンド。
特にデビッドのアコギ一本での弾き語りが良かった。唄心が心に染みる。曲を知ってたら
なお良かったのに。隣の女の子が話しかけてきたので、すこし会話をすると彼女は
シアトルから来たらしく明日のキュアーが一番の目当てらしい。こっちも昨日に続き
「デスキャブ見るための日本から来たんだ」と言うがまたしても薄いリアクション・・・。
メインへ移動すると日本でも人気のMIA。周りはめちゃくちゃ盛り上がってる。
ライブを見るのも初めてだけど、このての音楽は楽しい。帰って音源を聞きたいという
気にさせられる。やっぱりライブや音楽を聴く中で踊れるというのは大きな要素だな。
途中で何と観客をステージに上げ、一気に雪崩れ込み、客がステージの上で踊り狂う
という去年のフジのイギーを思い出させる一幕も。こっちはわりと平和的だったけどね。
日本人はアーティスト(イギー)に触りたい、ってのが大きいようで
アメリカ人はとりあえずステージで踊りたい、ってのが大きいみたいです。



David Bazan (ex pedro the lion)



Grand Archives



M.I.A with 踊り狂うオーディエンス