NY&デラウェア旅行記 4日目−2

デスキャブがやや早めに終わったので急いでステージ移動。
もう一つのメインでは間もなくThe Flaming Lips の登場だ。
これまでのアメリカライブ旅行ではデスキャブを観なかったことは1回あるけど、
リップスを観なかったことはない、まさに皆勤賞。
しかし直近の色んなアーティストとコラボしたンアルバムは未聴、
どうも「emborionic」以降の路線にはイマイチ嵌れないでいる。
リップスを観に来る客は他のバンド以上に陽気でいつになくハッパの匂いが凄い。
オープニングは「Race for the Prize」から、もうこれに敵うものはなし。
相変わらず色とりどりのボールが飛び交って、ステージ袖では素人ダンサーが踊っている。
ヤーヤーヤーソングが続いたあと、ウェインのスペースバブルが、知らない間にオープニングじゃ無くなったんだね。
観客の頭上をクラウドサーフィンしている間の曲はピンクフロイドらしい。
それからしばらく知らない曲が続いたけど案の上、コラボアルバムからだったみたい。
その後はお馴染みの曲ばかりで本編の最後に「What is the Light」「The Observer」の名曲2連発。
去年の「The Soft Bulletin」セットの名残で最近でも演奏することが多いみたい。
「What is the Light」ではスクリーンに歌詞が映し出されて、ウェインと観客の歌声がシンクロしていた。
アンコールの頃にはすっかり暗くなって、最後は「Do You Realize ??」。
結局リップスのライブは最後にこれを合唱すれば、大団円って感じで締めくくれるようになってる。


さて、またステージを移動してフェス最終日の大トリで The Black Keys
前々から存在は知ってたし、今まで行っていたフェスでも今思えばラインナップされていた。
中堅クラスの扱いだったと思うけど、直近2作で売上も人気も急上昇、気がつけば
今年のフェスではコーチェラを含めて軒並みヘッドライナーとなったみたいだ。
ギターとドラムの2ピースで曲の方は王道のガレージロック。
最新作からのプロモで黒人のおっさんが絶唱してるのも話題になった。
直近2作はしっかりと予習したので、それなりに分かる曲も多くてうれしい。
観客もフェス最後のアクトだというのを噛みしめるように思い思いに歌ったり踊ったりしている。
演奏の方は音源に忠実でありながらも、ライブならではの迫力ももちろんあって
まさしくロックコンサートと言った感じだ。
本編最後に前述の「Lonely Boy」のイントロが来てこの日一番の大歓声。
自分も思いっきり大合唱してしまった。アンコールも2曲やってライブは終了。


Firefly Fes はのどかな地方都市開催で、フェス以外は何もないけど
フェス環境自体は良いので、会場近くのホテルを取れたらなかなか良いフェスじゃないだろうか。