シアトル・サスカッチ旅行記 5−3

ネット裏の割といい席に陣取り、試合開始を待つ。アメリカ人はこういう時はのんびり
なので客席にはまだ空席が結構あり、自分の周りも空いている。
スタメンが発表される。この日のボストンの先発は「ダイスケ・マツザカ!!」という
わけで、何の偶然か松坂が先発であった。個人的に彼はそんなに好きではないので
これで落ち着いて、心ゆくまで弱小マリナーズを応援できるぞ。
試合は普段の成績など無視するようにホームのマリナーズが優勢。
何と序盤で早くも今年負けなしの松坂をノックアウト(正確には肩の違和感?)。
結果的に黒星をつけることは出来なかったが、なかなかいいものを見た。
この辺で気付けば席も満員に。多分、レッドソックスだから特別なんだろうね。
隣の家族としばしば会話。アメリカに来るとライブを見るのと同じく、地元の
大リーグチームの試合を観にいき、隣の人と喋るのが恒例になっている。
話していたそのおっさんもサスカッチフェスのことは知っているらしく
「残りの旅を楽しんで、気をつけて帰れよ」と言ってくれた。
試合の方は何と劇的なマリナーズのサヨナラ勝ち。
大リーグ観戦歴で初めて地元チームのサヨナラ勝ちを見ることが出来た。
とりあえず、辺りを構わずみんなでハイタッチ。日本だとそこからが長く
勝利の余韻に浸るわけだが、アメリカ人はあっさりと帰途についていく。
さっきのおっさんもハイタッチした30秒後にはもういなかったからね。
セーフコフィールドは日本でもよく映っているけど、とてもキレイで清潔な
今のアメリカのボールパークの主流といった感じだった。
帰りはまっすぐ球場からバスでホテルの近くまで帰っていった。
夜で街は静かだったが、シアトルだからかそこまで危ない感じも無かった。
そんなわけで、旅行の最終日が終了。とりあえず、後は帰るだけ。



まずは国歌斉唱

松坂VSイチロー

レッドソックスの監督が退場

そして、マリナーズのサヨナラ勝ち

夜のセーフコ